オームの法則の覚え方を教えてほしい!
中2理科の電気の分野で狙われやすいのがオームの法則。
詳しくは前回の「オームの法則とは?」を参考にしてほしいんだけど、
なにせ、この法則は、
覚えづらい!!
「V = RI?」
「電圧=抵抗×電流?」
知るかよ?そんなん。
ただ、幸か不幸かこのオームの法則はむちゃくちゃテストに出やすいから、
語呂合わせ・指隠し
という2つの方法で覚えていこう。
オームの法則が覚えられる語呂合わせ
まずは語呂合わせから。
オームの法則の表し方の
- 英語表記
- 日本語表記
- 単位の表記
の3パターンで見ていこう。
アルファベット表記の公式の覚え方
オームの法則で一番出てきやすいのが
アルファベット表記の公式。
電圧をV、抵抗をR、電流をIとすると、
V=RI
になる公式だったよね。
この英語表記のオームの法則の覚え方で使える語呂合わせは次のものだ。
部室にアライグマ
シチュエーションは部活動の拠点である「部室」を想像してほしい。
なんとね、その部室に「アライグマ」が紛れ込んでしまったんだ。
アライグマ。
たぶん、この学校は山の中にあったらんだろうね。
なぜこの語呂でオームの法則を覚えられるんだろう?
じつはそれは全部カタカナにしてやるとわかりやすいよ。
ブ(V)シツ二(=)アライ(RI)グマ
そう。
- 部室の「ぶ」→ Vの「ぶ」
- に→「=」
- アライグマの「アライ」→RIの「あーるぁい」
という感じで、オームの法則アルファベット標識の全てを網羅しているんだ。
ポイントはカタカナの「二」をイコールの「=」として捉えられるかだね。
ここさえクリアしてやればオームの法則ももらったも同然。
オームの法則を忘れそうになった時は、
部室に紛れ込んでしまったアライグマをイメージしよう。
きっとオームの法則を思い出せるはずだ。
日本語表記のオームの法則の覚え方
が、しかしだよ?
オームの法則は英語表記だけでなく、日本語で
電圧 = 抵抗×電流
と表す時もあるよね。
じつは、この日本語表記のオームの法則は、
圧力に抵抗して流される
という簡単な語呂で覚えられる。
これはそうだな、生徒会で異を唱えた1人の生徒を想像してくれ。
そいつ以外は満場一致で制服の自由化が決定していて、周囲には反対意見が出せない圧力がありありだった。
だけど、そいつは勇気を出して圧力に抵抗した。
でも、最終的には折れちゃったんだよ。流されちゃったんだ。
勇気ある一人の生徒が圧力に抵抗しだけど、虚しく周囲に流されてしまったシーンをイメージしてもらえれば大丈夫。
この語呂合わせを使えば、
圧(電圧)力に(=)抵抗(抵抗)して流(電流)される
という感じで、
- 圧→電圧
- に→二→=
- 抵抗→抵抗
- 流→電流
となって、オームの法則の日本語表記である
電圧 = 抵抗×電流
も覚えられたはず。
オームの法則を単位で覚える方法
最後にオームの法則を単位で表した法則の覚え方も伝授しておこう。
単位を見てみると、
ボルト(電圧)=抵抗(オーム)×電流(アンペア)
だったよね。
これらの単位を抜き出してみると、
ボルト=オーム×アンペア
になるよね。
この覚え方としては、
ボルトに青
という語呂だ。
シチュエーションとしては、何かの機械の部品のボルトがあるんだけど、ボルトに色を塗っていた時に、誰かが間違えた。
ボルトの色を黒にするところを青になってしまったんだ。
そこで担当者が一言。
「ボルトに青・・・・」
と思わずつぶやいてしまったシーンを想像してみよう。
この語呂合わせを覚えておけば、
- ボルト→電圧の単位
- に→二→=
- 青の「あ」→アンペア
- 青の「お」→オーム
というように、単位でオームの法則を覚えられちゃうな。
指隠しでオームの法則を覚える方法
また、語呂合わせと同じくらい覚え方でメジャーなのが、
指で隠して覚える方法だ。
このように丸の絵の中に一番上に V、 その左下にR、その右横にIを書いてやる。
そして、上のVとの境界線に÷、下の横の2つの境界線には×付け足してみる。
そうすると、求めたいものを指で隠すだけでオームの法則を思い出せるという仕組みになっているよ。
例えば、電流を求めたい時は電流Iを隠す。
すると、こうなる。
この時、見えているように計算すればいい。
つまり、
電圧÷電流
で抵抗を計算できるわけだね。
この指隠しを使えば簡単にオームの法則を思い出せるからめちゃくちゃ便利なんだけど、問題は、
丸の中に V・R・Iのどこにどれを配置するか?
ということだ。
この配置を忘れたら指隠しもありゃしない。
この指隠しのポジションの覚え方は、
仮面ライダーだ。
仮面ライダーみたいに、この指隠しの頭の部分にはV がきていて、ツノが生えてるんだ。
これはまるで仮面ライダーの仮面。
仮面のVをつけたら、あとはその下にあると「R」と「I」をくっつけてあげりゃいいね。
ということで、今日紹介した
- 語呂合わせ
- 指隠し
の2つの覚え方を使ってオームの法則を頭に刻んでいこう〜!
法則を覚えられたら「オームの法則を使った計算問題」にチャレンジしてみよう。
そんじゃねー
Ken
Qikeruの編集・執筆をしています。
「教科書、もうちょっとおもしろくならないかな?」
そんな想いでサイトを始めました。
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