数学検定3級に一発合格できた勉強法を紹介します
先日、というか、かれこれ半年前になりますが、数学検定3級を人生初受験。
当時は夏休み期間とだけあって、周囲には誰1人いい大人はおらず、圧倒的に若い集に囲まれての試験でした。
普段は関わりたくても関わらない若い受験生たち(U-18)と共に、です。
当時、30歳にもなったいい大人でしたが、無事に一発合格。
- 一次試験:30点中29点
- 二次試験20点中20点
という一次試験の1問ミスだけで、ほぼ満点の好成績で合格を果たせました。
今日はそんなわたしの数学検定3級の勉強方法を紹介します。
使ったテキスト
今回はわたしが購入したのは次の2冊です。
- 受かる!数学検定3級
- 受かる!数学検定過去問題集3級
どちらも学研プラスの書籍。
こちらの書籍を選んだのはずばり情報の分かりやすさ、整理整頓具合が決め手でした。
初めての数学検定3級でしたので、検定試験前に大型書店に出向き、立ち読みで査読したところ、上記の2冊が最も視覚的でわかりやすく、情報が整理されていたのです。
立ち読みの段階で数学の情報が頭に入ってき始めていたので、これは凄い、と。
ただ、いまになって思えば前者の『受かる!数学検定3級』一冊でもよかったのかなと振り返ります。
なぜなら、数学検定の過去問は公式ページにてPDFでで公開されているからに他なりません。
「本番形式に慣れる」という目的であったら、公式PDFで十分ですからね。
ただし、PDFには解説がついていません。
解けなかった問題を復習したい、という要望がございましたら、過去問題集の購入もオススメします。
勉強時間
上記のテキストをパラパラめくった結果、
数学検定3級とは「中学数学総まとめだ」と気付きます。
わたし自身、中学数学を取り扱っている本サイトで、数年かけて中学数学の内容をアウトプットしてきました。
これらの知識は頭に入っている、というか、サイト運営者として完璧でなければならない、という自負心がありました。
中3数学までは完璧にマスターしている、と奢り昂り、テスト前に油断。
勉強開始のタイミングをずるずると先延ばしにし、ようやく重い鉛筆をあげたのは本番の3日前でした。
勉強方法
わたしの勉強方法はすこぶるシンプルでした。
出題内容を把握し、本番形式に近いドリルで訓練する
です。
巷で売っている計算ドリルをゼロから頭からケツまで解き続けるという苦しい訓練はせず、
- 出題内容の把握
- 本番形式に慣れること
を最優先としました。
したがって、購入したテキストの各チャプターの全問題を解くことはせず、各章で掲載されている最初の問題を解いて、内容を把握し、次の問題へ次の問題へと先を急ぎました。
そしてテキストで内容把握を終えたら、今度は過去問演習。
ただし、ここでも同じようにゼロから百パーセント全ての問題を解くのではなく「テスト形式の把握」という目的を意識して取り組みました。
どうやら数学検定3級では「一次」と「二次」という二部構成で、二次試験では「コンパス」が必要になる作図問題が出ると判明。
当時、コンパスを所有していませんでしたので「ペンパス」という21世紀のコンパスを購入しました。
それに加えて一次と二次の過去問の第1回目にさっと目を通し、チラ見では解法が浮かんでこない難易度の高い問題にフォーカス。
それ以外の大きさ的な問題はスキップして飛ばしました。
チラ見の段階では、どれもこれも基礎的な内容で、入試問題に代表とされる応用問題は出題されないと察知。
というわけで、数学検定3級はあくまでも「中学数学の総まとめ」であり、入試問題のような手応えのある問題は少ないです。
しっかり対策すれば突破できるテストだったんです。
若人であろうが大人だろうが社会人であろうが、突破できる検定です。
ぜひ今回わたしが紹介した一発合格の勉強方法もちらっと参考にしながら、ご自身で勉強方法を編み出し、本番のテストでも実力を発揮してみてください。
それでは!
Ken
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