英語の発音を勉強できる本・書籍はどれがおすすめ??
どうも、Kenです。つけ麺、最高。
英語学習でつまずくのは「英語の発音」ではないでしょうか??
なにせ、学校では英語の発音を基礎から習いませんからね。
ほぼすべての日本人は英語の発音をしっかり基礎から学んだことがないと思います。
ぼく自身、中学・高校と6年間英語を勉強してきましたが、勉強してきたのは
文法、単語、それに翻訳の問題ばかり。
英語の発音なんて触れられもしないまま青春時代を過ごしてきました。
そこで、学校では習わなかった「英語の発音」をマスターするために、
英語の発音の本を読みあさって勉強してみました。
英語の発音を0から勉強できる本・書籍
ぼくが読んだのは次の3冊。
書籍1. 「英語耳」
これは僕が大学生の時に出会った発音本です。
確か「海外経験ゼロ。それでもTOEIC 900点」で知ることになった一冊ですね。
この本がきっかけで英語の発音に興味を持ち、発音を練習するきっかけになりました。
著者の主張は、
発音できない音は聞き取れない
というシンプルなもの。
発音できない英語の音は、脳内でカタカナに変換されるので、リスニングするときの理解スピードが遅くなるようです。
そのため、
リスニング力を上げるためには発音をしっかり練習しよう
という趣旨の本になっています。
本には CD がついていて「バイエル」という発音練習メソッドが紹介されています。
ひとつのトレーニングは20〜30分で終えられるボリューム感。
ぼく自身、夏休み中に毎日やってみたところ、「日本語にはない英語の口の動き」をできるようになりました。
その前後でリスニング力に違いが出たと実感できたのです。
また、英語の発音を身につけた後は「Parrot’s law」というメソッドで、英語の歌とともに自然な発音を身につけていきます。
そして、最終的にはリスニング力を上げるため、多読でリーディングの読解力をつけるフェーズに移っていきますね。
ぼくもこの本に出会わなかったらこんなに英語にハマることはなかったでしょう。
個人的に、もはや中学校の教科書にしてもいいんじゃないかと思っています。
本2. 英語発音記号「超」入門
英語の特徴は、
スペルと発音が単語ごとに異なる
ということ。
単語のスペル・意味と同時に、
その単語をどう読むか??
という読み方を知る必要があります。
その読み方は「発音記号」という特殊な記号で表し、書籍ではその発音記号をすべて解説してくれます。
しかも、この本では英語の発音を「日本語でよくあるフレーズ」に例えているのが面白いです。
例えば、 「n の発音」は、
ナチュラルスピードで日本語でめちゃくちゃ感動したと言った時の感動の「ん」 の音
と解説しています。
また、参考になるのが各ページにあるコラムです。
ここでは音声学に関する興味深い知識を紹介してくれています。
英語では子音だけを発音することがあったり、声と音の違い、また、日本語の五十音では音声学的に見るとちょっとおかしいことを解説してくれます。
本3. 語源でわかる中学英語 knowの「k」はなぜ発音しないのか?
英語の発音というより、
英語がなぜこのように発音するようになったのか??
という「発音の起源」を詳しく解説してくれています。
例えば、
- なぜhat(ハット)にeをつけたらhate(hate)と読むのか?
- 決して発音しないサイレントk・ghの謎
などですね。
これらの謎を英語の起源、歴史的観点から解説しています。
ただ内容がすごい本格的、というか難しい。
ラテン語やドイツ語などの知識がないとついていけない箇所がありました。
ただ、この本には僕が中学生になった時に感じた「英単語の謎」に対する答えが詰まっていました。
英単語のスペルに納得していない方は読むと面白いでしょう。
Qikeruの編集・執筆をしています。
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