【中学数学】指数の意味を5分で覚える方法

 

中学数学で勉強する「指数(しすう)」って何??

小学校の算数になかった用語に「指数(power)」があります。

ぼくが中学生になりたての頃、「指数」の意味を理解するのにだいぶ苦戦してました。いやあー辛かったなあ・・・・

中学数学 指数 意味

指数を理解するのは時間の問題

いや、だけれども、です。

一度、数学の「指数」の意味を理解してしまえばもう怖いものなしです。

中学3年間の数学で、指数がたぶん、10000回ぐらい登場すると思います笑 それだけ頻繁に登場する数学用語です。中学1年生の初期から理解しておくことに越したことはありません。が、逆に言えば、別に最初で理解できなくても後々わかっていきます。ご安心を。

この記事では中学数学用語の「指数(しすう)」を5分でわかるように説明していきます。指数を理解できずに苦しんでいる中学生の方なんかが参考にしてくださるとうれしいです。

 

中学数学の「指数」の意味を5分で理解する方法

それでは、さっそく中学数学で勉強する「指数」の意味を確認していきましょう。

指数を理解しやすいようにステップバイステップで解説していきます^^

 

1. 掛け算の反復を省略できる!?

同じ数字を掛ける式って長くてメンドクサイですよね?!

美女に「3を300回かけた計算式を明日までにレポート用紙に書いてきて。約束よ

と言われてもなかなか厳しいものがあります。なぜなら、300回も3という数字を書きたくないし、×という掛け算の記号も300回はさすがに見たくないからです。数学に詳しくないと素直に、

3\times3\times3\times3\times3\times3\times3\times3\times3\times3\times3\times3\times3\times

と苦しく書き写しをせねばなりません。これでは腕力に自信があってもいつか疲れはててしまいます。最悪の場合、腱鞘炎を引き起こしてしまう可能性があります。これはいくらなんでも辛すぎますね。

 

2. 「べき乗」というウルトラマンがあらわれた!!

そこで登場するのが「べき乗 (exponentiation)」という概念です。これはカンタンに言ってしまうと、

同じ数を繰り返し掛ける計算を省略できる

というものです。たとえば、さきほどの「3を300回かけるケース」を例にとりましょう。3を300個、「掛け算の記号」を299回書かなくてもいいんです。「3を300回かける」計算式はつぎのように表すことができます。

中学数学 指数 意味

繰り返しかける数の右上に「掛け算を繰り返す回数」を付け足します。「3を300回掛ける計算式」を書いて?と命令されても大丈夫。A4のレポート用紙の半分のスペースがあれば十分です。こいつは楽チン!

 

3. 指数の意味

ここで登場した「掛け算を繰り返す回数」を「指数」といいます。この例でいえば「300」が指数ですね。ちなみに、これは高校数学で勉強することですが、この指数がついた数字を「底(てい)」といいます。

さて、これで「指数」の正体がわかりましたね!??

一言で言うと、

同じ数を掛け合わせる回数

ということになります。

 

4. 指数の読み方

それではいったい、新しく登場した「べき乗」の数はどうやって読めばいいのでしょうか?? 意味はわかったけど、読み方がわからない。

これでは、好きな子ができたけど名前がわからない状態と一緒です。歯がゆすぎます。

いや、しかし、べき乗の読み方はいたってカンタンです。

「AのB乗(じょう)」

と読めば良いのです。ここではAに底(てい)、Bには指数を当てはめます。たとえば先ほどの例で言えば、

中学数学 指数の意味

「3の300乗(サンノサンビャクジョウ)」と読むわけですね!!なるほど^^

 

 

中学数学の「指数」の意味の覚え方

でもでも、

いきなりこれが「指数」だい!よろしこ!

なんていわれてもピンと来ませんよね?? ある日、突然やってきた転校生にいきなり馴染めないと同じ。何か「指数」という転校生を印象づけて覚えなくては・・・・・

今日はせっかくですので、ぼくが中学生のときに指数の意味を覚えた方法を紹介します。よかったら参考にしてください。

 

ぼくは

「~~~~を~~~~~回かけた数」という念仏をとなえて指数の意味を理解していました笑

たとえば、先ほどの「3の300乗」でいえば、

中学数学 指数の意味

という感じです。独り言を言うのが恥ずかしいという方は、底と指数の間に「ことば」を書き込んでみましょう。ちょうど上のような感じです↑↑

教科書とかプリントが汚くなりそうですけどw

 

中学数学の「指数」の意味、ピンと来ました??

ふう、ここまで中学数学で勉強する「指数」の意味を振り返ってきました。

冒頭で申した通り、中学校の数学には「指数」が頻繁に登場します。そうですねえ、週3日とかの頻度じゃないですかね笑

ただ、この記事を読んで指数の意味がわからなくても大丈夫。数学を勉強するにつれて指数の意味をカラダで感じとることができるはずです。焦らずに勉強していきましょう!

それでは、また今度です。

Ken Sawai

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